月暈 -ツキガサ-
月の周りにできる光の環「月暈」。その神秘的な姿には美しくも儚げな繊細さがあります。月暈では、令和元年に「さかほまれ」ができてからは、麹米に「さかほまれ」を、掛米にも福井県産の酒米を使用しています。お米は毎年少しずつ味が違うので、お米に合わせて条件を整え、輝きを放つことができるよう丁寧に仕込みを行なっています。口に含むとふわっと膨らみ、すっと消えていく。派手過ぎない、甘旨味のバランスの取れた上品な味わいは、どこか月暈のあり方にとても似ています。素材の味を生かした魚介の刺身、豆腐、天ぷら、酒蒸しなどによく合います。今日はちょっと贅沢に、ゆっくりと食事の時間を過ごしたいという時におすすめです。